UoPeopleを辞めるという選択肢

考えることがあったり、仕事が忙しかったりで、ここ数か月ほどブログの更新をしていませんでした。

この記事は、2022.10.22に公開した記事をはてなブログから移行したものです。

目次

UoPeopleを辞めようと思う

言い訳もとい理由がいくつかあるので、淡々と並べていきます。

(特にUoPeopleで現在学んでいる方や卒業された方には、ご不快に思わせてしまうかもしれませんので、読むに堪えないと思ったら、すぐにページを閉じてしまってください)

完全オンラインで学べる大学院があることに気づいた

私は農学部卒なので、UoPeopleに入学する前は、CSを学ぼうと思ったら学部から勉強するしかないのか、と思い込んでいました。

また、完全オンラインで学べるのはUoPeopleだけなんだとも思っていました。無知が過ぎます。

正直、ある程度単位移行をできるとはいえ、教養科目をもう一度勉強しなおすことに違和感がありましたが、それでもCSを学べるなら、という気持ちでUoPeopleを選びました。

その入学後、非CS関連学部卒でも大学院で勉強できる選択肢があるということを知ったんですね。

さらに、UoPeopleにも情報系の大学院ができたとか。

そんな情報をみて心が揺れに揺れた結果、大学院を目指すことに決めたという感じです。

クラスメートガチャがすごい

日本の大学では、先生ガチャはわりとあるあるだったので、そこへの違和感はさして持っていませんでした。

むしろ、日本の大学時代に変な教授をたくさんみてきたので、UoPeopleの先生は面倒見がいいなーとまで思っていました(UoPeopleの変な先生に運良く当たらなかっただけかもしれない)。

ただUoPeopleは、先生のほかにクラスメートもがっつり成績に関わってくるシステムです。

CS1101のコースを取っていたころ、クラスメートとの相互評価で、悪い点を付けられたから付け返す、理由はないけど満点はあげない、という場面に何度か遭遇しました。

またこれは大学あるあるかもしれないけど、剽窃をする人が多く、採点に困ったことも結構ありました。

そういう場面で脳の容量を持っていかれるのがけっこうしんどかったです。

学費無料を謳っているけれど毎コース料金を払う必要がある

これは辞めようと決めた理由の中ではだいぶ弱めではありますが。。。

UoPeopleは学費無料ということで選ぶ人も多いですが、結局コースごとに料金を$120払う必要があります。

払わないといけないことは知って入学したので文句はありませんし、他の大学に比べれば遥かに格安なことも間違いありません。

ただ、その払ったお金がどこにいくのかがわからず、多少の気持ち悪さがぬぐえませんでした。

UoPeopleに入って良かったこともついでに

あまりマイナスなことを書き連ねても良くないので、よかったなと思うことも書いていきます。

オンラインで学ぶ感覚を知れた

オンラインとはいえ、私自身としては拘束と捉えるらしく、オンラインだからだれる、ということがほぼなかったです。

そういう自分の性質を見つけることができたのは大きな収穫でした。

海外の大学で学ぶ様子を垣間見れた

これも収穫です。

日本の大学を卒業したので、海外の大学は正直恐ろしかったけど、キツいと言われる部分の一端を知り、見えない恐怖から見える恐怖に変えられたのは良かったです(でも恐怖であることは変わらない笑)。

エンジニアにも学術的に学びたい欲求を持つ人がたくさんいることを知れた

わたしは新人エンジニアをしていますが、少なくとも周りには、どちらかというと大学で学ぶことに大した意味はない、と考える人が多いです。

それは当たっている部分もあるとわかるからこそ、自分と周囲のズレがしんどいことがありました。

でも、UoPeopleに入学することを決めて、日本人のコミュニティに入ったりTwitterをフォローさせてもらったりして、わたしと同じ欲求を持つ人が少なからずいることを知れました。

これはメンタル的な意味でありがたかったです。

最後に

この記事を読んで、不快に思われる方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。

ただ個人的には、選択肢を見つける目を増やしてくれたので、UoPeopleに入学してよかったです。

私自身はやめることを決めてしまいましたが、UoPeopleで学ぶ学生や日本人の方々はたくさんいらっしゃいますし、UoPeopleや学ぶこと自体に価値を見出している方もたくさんいらっしゃいます。

なので、ここは本当に個人の価値観次第だなあと思っています。

今後について

オンラインで学べる大学院への出願を考えています。

そのための行動もぼちぼち始めている状況です。

そのことは、また追々記事にしていきます。

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この記事を書いた人

20代の元Webエンジニア。
海外大学院体験記や読書ログなど、日々の学びをアウトプットしていきます!

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