最近、大学院出願が終わって読書量が増えてきたのですが、どうやら読書後はアウトプットするのが大事らしいというのを小耳にはさみました。
個人の読書に関するアウトプットの需要がどれくらいあるのかはわからないのですが、ここ一か月くらいで読んだ本について、自分のためと思って少しずつ記事を書いてみます。
この記事は、2023.4.18に公開した記事をはてなブログから移行したものです。
読んだ本
読了日
2023.4.17
どんな本?
Linuxについて、主にカーネルの動きに特化して教えてくれる本でした。
フルカラーの図と、コードを書いた実験→解説 の流れで全体が統一されているので、読み進める上でのテンポをつかみやすかったです。
今まで読んだLinux本は、手を動かしてとりあえずコマンドを叩いてみようという運用向けが多かったですが、この本はどちらかというと本質理解への一歩に主眼を置いた印象でした。
どんな人向け?
- 調べつつ独力で練習用のLinux環境を準備できる人
- 何かしらでLinuxを触ったり勉強したことがある人
前提として、調べながら自力でLinuxの環境を用意できる人でないと本を始める前に詰むと思います。
この本で出てくるコードはUbuntu 20.04/x86_64で動かすことが推奨されていますが、これは現在の最新バージョンより古いため、用意するのに少し手間取るかもしれません。
また、ある程度Linuxに対する知識がありステップアップしたい人向けに書かれているため、全くの初心者は読んでも面白くないし、理解もできないと思います。
準備しておくといいもの
前述の通り、本のヒントをもとに自力で構築する必要があります。
その他に、この本は各種コマンドについて詳しい説明があるわけではないため、補助としてLinuxコマンドのリファレンスを手元に準備しておくといいと思います。
個人的な感想
今まで読んだLinux本と毛色が違いすぎて、若干戸惑いつつ読み進めることになりました。
Dockerの勉強をする前の準備として読んだのですが、序盤から理解に結構時間がかかったため、1周しただけでは頭に入ってきませんでした。
今はDocker本を進めているのですが、それが終わり次第また戻ってくるかもしれません。
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