はじめに
また書評本に手を出してしまいました。。。
以前別の書評本を読み、人の書評を読むのって面白い!!って思ってしまったんですよね。本屋さんをぶらついたりネットショップを漁ったりするのとは別の、こういうルートで本を知れるのもまた良いよな~と思う今日この頃です。
それでは本編をどうぞ!!!
2023年10月以降に読んだ本はブクログの本棚に記録しています。よければご覧ください~。
ざっくり感想
上述した通り、書評本を読むのはこれで2冊目になります。
前回読んだ書評本は、当時書店の店員さんだった方が著者でした。そこで気になったのが、「作家さんってどんな本を読むんだろう?」ということ。ちょうどその時、本書が出版されたので「これは読んでみるしかない!!」と運命を感じ手に取りました。
さて、著者である宮部みゆきさんはミステリー作家です。そのため本書で紹介されている本の大部分がミステリ・ホラー・SF・ノンフィクションと、どれもミステリーの材料になりそうな分野の本でした。こういう本を読んで、ミステリーの勉強をしたり刺激を受けたりしているんだろうな、とうなってしまうようなラインナップたちです。
そんなラインナップの中、時折出てくるのが恐竜系・民話系・怪談系の本たちです。特に恐竜系、「夏休みの自由研究にどうぞ」みたいな建前のもと、記憶にあるだけでも2冊くらい出てきたような?宮部さん、もしや恐竜好きか、と読みながらクスっと笑ってしまいました。
元が新聞の書評欄向けの文章ということで、一冊に割かれる文字数はそれほど多くありませんでした。そのため、紹介される冊数は128冊(!)と驚きの数ですが、そのインパクトほどだれることなく、テンポよく紹介が進む印象でした。その少ない時数の中で、ネタバレをすることなくおすすめポイントをまとめ上げていく技術がお見事です。
選書が読んだことない、どころか知らない本だらけでしたが、気になるものがまたたくさんできてしまいました。それらの本にもそのうち手を出してみようと思います。
今後読んでみたい本たち
- 誰そ彼の殺人
- ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく
- なぜ倒産 23社の破綻に学ぶ失敗の法則
- 湖畔荘
- 新 怖い絵
- 大統領の疑惑
- ネットロア ウェブ時代の「ハナシ」の伝承
- 薬で読み解く江戸の事件史
- 闇からの贈り物
- 日本発掘! ここまでわかった日本の歴史
にほんブログ村