【杢目金屋】結婚指輪見学レポ

目次

はじめに

この度結婚することが決まりまして、結婚準備の一環で指輪探しをしています。
数店気になるメーカーをピックアップし、それぞれ見学に行ってきました。めったにある経験ではないので、記事に残してみます。

なお、この記事は↓の続きですので、良ければこちらも読んでみてください。

見学の流れ

お店に行きお見積りをいただくまで、どんな流れで進んでいったのかを書いてみます。

事前簡単な電話を頂く
当日電話での話を元にセレクトして頂いた指輪を試着する
杢目金のお話を聞く
注文の流れの説明を受ける
再度試着する
見積もりを頂く

事前に簡単な電話を頂く

見学の申し込みをした後、見学先の店舗からお電話を頂きました。
その時に、結婚指輪に対するイメージをお伝えしました。

電話での話を元にセレクトして頂いた指輪を試着する

ここからは、見学当日の流れです。
事前に電話でお伝えしたような、シンプルなデザインの指輪を中心に、数組セレクトして頂いていたので、まずはそれらを試着しました。
ついでに、杢目金屋おすすめのデザインの指輪も混ぜられており、試着をしつつ、それぞれのデザインの説明を受けることもできました。

杢目金のお話を聞く

そもそも杢目金とは何ぞや?という説明を受けました。

杢目金というのは、もともと江戸時代に生まれた技術で、刀の鍔の部分の部品を作る際に使われていたんだそう。
種類の違う薄い金属を重ねて捻じり、叩いて板状にすることで、あの特徴的な木目模様が生まれるそうです。

そんな歴史ある技術が、今日では指輪にも使われているというあたりにロマンを感じてしまいます。

注文の流れの説明を受ける

続いて、注文から納品までのお話も聞きました。
杢目金屋では、指輪の形状、杢目金を作る材質、内側の指輪の材質、(ダイヤなどのストーンを入れるなら)石の種類等をそれぞれの選択肢の中から選んでいき、注文します。

なお、杢目金部分については、注文後にイチから造られる1枚の板から指輪ができます。その1枚の板から、結婚指輪に婚約指輪、結納返し品等を全て作ることができるとのことで、結納返し品についての説明も受けました。例えば、タイピンやネックレス、グラスホルダーなんかが人気で、顔合わせや挙式の際にご両親に渡すために、結婚指輪と一緒に注文するカップルが多いそうです。

また、指輪のわかち合いについても説明を受けました。
先ほども書いた通り、1枚の板から指輪を作るということで、2つの指輪が∞型にくっついた状態からパキッと分けて、分けた部分を磨くことで指輪が完成します。その∞型の指輪を割る工程を、注文したカップル当人たちがやる、という儀式です。
追加料金がかかりますが、自分たちも指輪を作る工程に関われることから、人気な儀式だそう。
正直、何で∞型にくっついた状態の工程が生まれるのか、私はよく理解できなかったのですが、工程に関わることができるというのは、少し魅力的だなと思いました。

再度試着する

説明をざっと聞いた後、また試着したり模様を楽しんだりしながら過ごしました。

見積もりを頂く

形、杢目金の材質、内側のリングの材質、ストーン、刻印等を決めて、お見積りを頂きました。
この時に、今日注文した場合いつ納品されるかというスケジュールも頂きました。
ざっくり2か月ほどかかるそうです。

こんな感じで、見学を終えました。

印象

ここからは、杢目金屋の印象を書いていきます。ポジティブ寄りの印象もネガティブ寄りの印象もあります。

店員さんの余裕

こちらの店員さんは、全体的に一歩引いたところから接してくださる感じがして、ガツガツ来られるのが苦手な私としては、かなり印象が良かったです。
とはいえたぶん、即日契約するような雰囲気ではないことを何となく感じ取って、ガツガツさを避けてくださったのかなとも思いました。
でもどちらにせよ、その距離感はありがたかったです。

説明の丁寧さ

指輪を選んでいる時、とにかく丁寧な説明が多かったです。

例えば、杢目金屋の売りである木目模様の見え方というのは、選ぶ側として大事な要素の一つです。
杢目金部分の材質に迷っていた時に、「光によって見え方が違うんですよ~」と説明をしつつ、自然光が入る場所まで連れて行ってくださり、そこでの見え方も教えてくださりました。

やっぱり、日常生活では、ジュエリーショップ内のような強い照明が一部分に当たっている空間よりも、自然光の下や光が分散している空間にいることの方が多いです。

そんな感じで、買い手がどういう部分を気にしているか(買い手が気づいていない部分も含めて)気を回した説明をしてくださるところがありがたかったです。

お値段の高さ

そんな感じで、店員さんへの印象がものすごく高い一方で、お値段もなかなかするな、と思います。
とはいえそれは当たり前で、希少な技術を使っていること、材料もあれこれ組み合わせが必要なこと、この辺りを考えると、むしろ値段は高くあってほしいので、だから印象が悪いということは決してありません。

だがしかし、この差額があれば国内旅行に行けるぜ!とか考えてしまうほどのお値段はするので、どこまで指輪に費用をかけるのか、優先度の問題はあるなと考えてしまいます。要するに、私たちのお財布事情の問題なのです。

良いフィット感

こちらは試着した時の感想なんですが、総じてフィット感がすごいなと思いました。
加工の方法が骨格に合ってるんでしょうかね?
日常的に着けることになるので、フィット感が良いのはうれしいことです。

蛇足ですが、彼氏さんに関しては、平均よりも指が細いため、サイズが合うサンプルがなく、苦戦していた模様。帰り道で「フィット感良かったね~」と話を振ったところ、「サイズが合わな過ぎて、フィット感は正味わからなかった」と言っていました。先に言わんかい。笑
でも、模様なんかはやっぱり2人とも気に入っていました。

おわりに

というわけで、杢目金屋の見学を終えました。
あと1つ、別のお店も回る予定なので、また記事にします。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

↓の記事も関連するので、良ければぜひ~

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

20代の元Webエンジニア。
海外大学院体験記や読書ログなど、日々の学びをアウトプットしていきます!

目次