【TOEFL】TOEFLで94点を取るためにやったこと

OMSCSに出願する際に、英語の要件としてTOEFLが必要でした(IELTSも可)。

TOEFLの準備でどんなことをしていたのか、時系列順でざっくり書いてみます。

この記事は、2023.4.25に公開した記事をはてなブログから移行したものです。

目次

前提

勉強を始めた時点(2022年7月頃)での英語力はこんな感じです。

  • TOEIC885点
  • Duolingoは100点と少し
  • UoPeopleで英語で授業を受けていた
  • 何らかの形で1年半ほど英語に触れ続けていた

というわけでこの記事の内容は、英語力ゼロからの華やかな逆転ではなく、いろいろ積み上げてきたものが実を結んだなーという話になります。

2022年6月以前

単語強化開始

TOEFL対策に本腰を入れたのが7月なら、なぜ6月の話が入ってくるのか。

それは、実は単語に関しては細々と対策をしていたからです。

この頃はOMSCSに出願しようなんて考えていませんでしたが、卒業後のことを考えると早めにTOEFL対策を始めるに越したことはないと考えてました。

使った教材

使った本は改訂新版 TOEFL TEST 必須英単語5600(CD BOOK) | 林 功 |本 | 通販 | Amazonで、この中の本で知らない単語はすべてAnkiに突っ込んで覚えました。

ちなみに、AnkiはAndroidとPCでは無料で使えます。

私は、PCで単語を登録して、Android端末で暗記する、というふうに使いました。

2022年7月

実力を測る(英検準1級編)

さあいざTOEFLに本腰を入れようと気合を入れても、世は円安時代。

TOEFLのお試し受験は金銭的になかなかチャレンジングな選択になってしまいます。

そんな中、どこかで聞いたのは「TOEFLの難易度は英検準1級と1級の間くらいだよ」という噂でした。

というわけで、自分の英語力がTOEFL受験に足りているかを測るため、英検準1級の過去問の1次試験を解いてみました。

結果的に無事に8割超えをしたので一安心です。

(ちなみにもし8割を超えなかったら、文法の勉強をやり直す気でいました。)

英検準1級の公式の過去問のリンクを貼ってみるので、気になる方は一度解いてみてください。

準1級の過去問・試験内容 | 英検 | 公益財団法人 日本英語検定協会 (eiken.or.jp)

リーディング対策開始

インプットの勉強は精神的に楽なので、まずはリーディングの勉強を始めました。

この頃使っていた教材は

  • TOEFLの公式ガイド
  • 飽きたら洋書(ハリーポッター)

あたりです。

ペース的には、週末に試験1回分か2回分を解き、週末の残りと平日を復習に充ててました。

  1. 問題を時間を測って解く
  2. 答え合わせ
  3. 間違えた問題はその理由を考える
  4. 知らない単語をAnkiに突っ込む

のサイクルをぐるぐる回していた記憶があります。

2022年8月

リーディング

引き続き週に1回分程度の頻度で勉強を続けました。

教材として

  • 中国TPO
  • 飽きたら英語記事(hackernoon

が加わりました。

ちなみに英語記事は、普通なら

あたりがおススメされますが、要は英語に触れ続けるのが目的なので、続けられるなら何を読んでも別にいいと思ってます。

リスニングの勉強開始

  • TOEFL公式ガイド
  • podcast

を使って勉強を始めました。

頻度はこちらも週に試験1~2回分で

  1. 問題を時間を測って解く
  2. 答え合わせ
  3. 間違えた問題はその理由を考える
  4. 精聴
  5. 知らない単語をAnkiに突っ込む

のサイクルを回しました。

podcastは多聴目的で、通勤時などに聴いてました。

ライティングの勉強開始

ここにお金をかけたのは、個人的に文章を書くのが苦手なうえ、アウトプット系はどう対策をするか考えすぎてしまい、結果何もしない、という悪循環になっていたからです。

コースの中で、講義中の題材を使った添削を受けることができたのが、この講座のお気に入りポイントです。

また、アウトプットの勉強をどうするかの方針を決めることができたという意味でも大きな収穫を得ることができました。

スピーキング

対策と名を打つほどではありませんが、細々とDMM英会話を受講していました。

2022年9月

実力を測る(TPO編)

さて、ここまで2か月ほど勉強してきたわけで、そろそろ受験を考えたいお年頃になっています。

ただし、相変わらずの円安でいきなり本試験を受けるのは怖い。

というわけで、TOEFL公式が出している模試(TPO)を受験しました。

詳しい点数は残っていないので出せませんが

  • トータル80点台前半
  • RとLが25点あたり
  • Wが20点台前半
  • Sが10点台後半

だった記憶があります。

スピーキングが足を引っ張る原因なことが見えてしまいました。

リーディング・リスニング対策

この頃は、問題を解くペースが

  • リーディングが1週間に1題程度
  • リスニングが1週間に2~3題程度

になってました。

点数を上げるよりも、維持に焦点が行ってる感じですね。

それとは別に、問題用ではない英語も聴いたほうがいい気がして

  • TEDのYoutubeチャンネル(多聴・精聴)
  • 一般の美容系Youtuberのチャンネル2件ほど(多聴)

も使っていました。

ライティング対策

  • トフレの教材
  • 極めろ! TOEFL iBT® テスト スピーキング・ライティング解答力 | 山内 勇樹, 森田 鉄也 |本 | 通販 | Amazon

あたりを使っていました。

新しく追加した教材も添削付きだったため、適宜添削に出しました。

勉強ペースとしては、基本的にネタ出しの練習を毎日やって、体力があるときに文章も書く、という方針で、何らかの形で毎日触れるようにしていました。

スピーキング対策

火がついたようにスピーキングの練習が始まります。

教材は

  • 公式ガイド
  • 中国TPO
  • 極めろ! TOEFL iBT® テスト スピーキング・ライティング解答力 | 山内 勇樹, 森田 鉄也 |本 | 通販 | Amazon

を使い、とにかく数をこなしました。

勉強法としては、

  • 解答の型をだいたい覚える
  • 自分の解答を録音して書き起こし

が個人的に効果がありました。

ちなみに、この頃はDMM英会話等はほぼやっていません。

知識の仕入れ

このころ、問題の題材に馴染みがあるかどうかで点数が変動するということに気づき始めました。

わたしは農学部出身なので、生物系の話題には強い一方、芸術や文学など文系の話題になると途端に読めない・聴けないを発動し点数が落ちていました。

特にリーディングとリスニングでこの傾向が顕著で、得点源がこれではまずいと対策を入れてみました。

その対策とは

  • 今まで解いた問題の題材をスマホにメモする
  • 仕事のお昼休みを使って、Wikipediaで調べて読む

です。

Wikipediaの情報は正確さに欠ける部分こそあれど、ざっと概要を把握する目的なら十分使えます。

試験本番で「あ!Wikipediaで見たことがある!」とはいきませんでしたが、「ある程度死角は潰してきたぜ、、、!」という自身のもとになったので、やってよかったです。

2022年10月

もう試験2週間前。

この頃になると、リーディング対策は完全にお留守でした。

リスニング

podcastとyoutubeのみです。

精聴はライティングとスピーキングでやってるから十分でしょ、という考えのもと、多聴に努めました。

スピーキング

  • 中国TPO

を使って、1日2題ペースでひたすら演習を続けました。

加えて、このころはネタ出しの練習もしていました。

ライティング

  • integrated task はyoutubeの教材で演習
  • independent task はトフレの教材でネタ出し

をしていました。

ネタ出しは毎日、演習は週1~2程度でした。

そして本番

2022年10月15日、会場で受験しました。

自宅ではなく会場受験を選んだのは、平日夜に受験する度胸がなかったからです。

本番当日、

  • 2番目に会場に到着したにも関わらず、スタッフさん側にミスがあったようで、受験スタートがだいぶ後になる
  • 上のトラブルに伴い受験PC移動
  • やっと始まったと思ったら隣の人が地震のごとく貧乏ゆすりをする

など、集中力を削がれる出来事があり、環境的にはなかなか厳しい戦いとなりました。

受験後、「これはもう一回か、、、」と天を仰いだことは忘れません。

結果

TOEFL対策を続けていた2022年10月24日、結果が返ってきました。

  • トータル94点
  • リーディング27点
  • リスニング22点
  • スピーキング22点
  • ライティング23点

でした。

トラブルから立ち直れなかったリスニングはもろに影響を受けていますが、他の分野はそこそこの点数です。

正直、「、、、!?」な気持ちでした。

OMSCSの安全圏の点数は100点ではありますが、90点台でも合格できたという声を見かけたため、TOEFL対策はこれで終わることにしました。

おわりに

というわけで、TOEFL対策時代に何をしていたのか、時系列で書いてみました。

分野ごとの対策の詳細は今回は書きませんでしたが、新しい出題形式を調べたうえで、需要がありそうなら、そのうち記事を書くかもしれません。

結果的に3~4か月ほどで目標点数を取れたので、語学は積み上げが大事だなと強く実感しました。

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この記事を書いた人

20代の元Webエンジニア。
海外大学院体験記や読書ログなど、日々の学びをアウトプットしていきます!

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